こんにちは、佐藤です。
今回は「PREP法(プレップ法)」という文章の書き方についてを解説していきます。
PREP法を知っていると、ブログ記事やメールマガジンでの文章作成がスムーズになりますし、マンツーマンレッスンなどの対話の際にも役立ちます。
是非、あなたの活動にご活用ください!
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【ブログでメールマガジンの登録を募集する】記事を書いたら読者さんにURLを送りましょうPREP法とは
PREP法とは、
・Point(要点・結論・主張)
・Reason(理由)
・Example(具体例)
・Point(要点・結論・主張)
の順番に書いていく文章構成の方法です。
上の4つの順に書いていくことで、読み手に内容を分かりやすく伝えることができるのです。
また、文章だけでなく会話の時にも、この順番で進めていくのはとても有効です。
是非、ブログ記事やメールマガジンの文章だけでなく、マンツーマンレッスンなどの時にもPREP法を意識してみて下さい。
PREP法が分かりやすい理由
PREP法は「P(=要点・結論・主張)」から話が始まっているので、「何が言いたいのかよく分からない」という状況になりづらいです。
最初に言いたいことをはっきりと伝えておくことが、この文章構成のポイントなのです。
続けて、「R(=理由)」を述べることで説得力を付けます。
さらに、「E(=具体例)」を挙げることで証拠を示し、また一段と説得力を増します。
そして最後に、「P(=要点・結論・主張)」で締めくくることによって、伝えたかったことを強調します。
文章が長くなると、最初のPの内容を読者さんが忘れてしまっていることもあるので、最後にまとめとしてPをもう一度述べておくのは大切です。
また、最初のPによって読み手がどこに向かわされているのかを把握し、根拠や実例を経て、「やっぱり結論はPだよね」となる流れがPREP法であり、人が意味を理解しやすい文章構成になっているのです。
PREP法の具体例
例えば、「日本の台風は春や冬よりも夏や秋に多い」という結論・主張があったとします。
理由は、「夏や秋は太平洋高気圧が弱まるので、赤道北部に発生した台風が偏西風に乗って日本にやってくる」
具体例は、「1月~6月には平均1個ほどしか接近ないしは上陸していないのに対し、7月~9月だけで平均10個ほどの台風が接近か上陸をしている」
だったとしましょう。
これをPREP法を使って説明文としてつなげると、例えば以下のような文章になります。
日本の台風は春や冬よりも、夏から秋にかけての方が多く接近や上陸をします。(P:結論)
8月頃に太平洋高気圧が弱まり、偏西風に乗って北上してきた台風が逸れずに日本に接近するからです。(R:理由)
具体的には、1月~6月は毎年平均1個ほどしか接近・上陸をしていないのに対し、7月~9月は10個ほどの台風が接近あるいは上陸をしています。(E:具体例)
以上のことから、日本の台風は春や冬よりも夏から秋の方が多く接近・上陸をすると言えます。(P:結論)
何気ない文章ですが、最後のPを省略すると何が言いたいのかがぼやけますし、Eを省略すると何となく説得力が弱くなります。
PREPの全要素が大事なのですね。
まとめ
PREP法とは、
①要点・結論・主張
②理由
③具体例
④要点・結論・主張
という文章構成のことで、伝わりやすく説得力のある文章が書ける。
是非、意識して文章を書いてみて下さい!
では、最後まで読んでくださりどうもありがとうございました。
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