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【同格表現(日本語)】代表的な「という」「との」について解説!

こんにちは、佐藤です。

今回は「同格表現」という文法をご紹介します。

同格表現を意識的に使うことで、分かりやすく説明できるようになったり、強調したいことをしっかりと強調できるようになります。

前回の「譲歩構文」とあわせてご参考下さい!

【譲歩構文(日本語)】逆接を使って主張を強調するための文章の型

同格表現とは

同格表現(どうかくひょうげん)とは、直前の名詞をより詳しく説明したり、言い換えるための文法です。

同格表現を使うことによって、別の角度からその名詞を表現できるので、読み手の理解を深めることができます。

同格表現の代表的な助詞

同格表現のスタイルは様々なものが挙げられますが、今回は代表的な2つの助詞をご紹介します!

という

との

この2つが同格を表す文章によく使われます。

AというB

AとのB

などのように使用し、「という」は口語的で「との」は文語的な印象がありますね。

同格表現の例文

同格表現は、普段からよく使われていると思います。

例えば、

野球というスポーツ

などです。この文は「野球はスポーツの1つである」と説明しているのです。

そして、文の構造としては「野球と「スポーツ」が同格であるという形になります。

さらに例えば、

野球というスポーツが人気である。

という文章は、「野球が人気である」という文章よりも野球について詳しく解説していますね。

他には、

中華料理を食べたいとの意見

なども同格表現になります。

「中華料理を食べたい」が「意見」だと言っています。

文法的には「中華料理を食べたい」と「意見」が同格という形式になるのです。

まとめ

・同格表現とは、直前の名詞を詳しく解説するための文法

・「AというB」や「AとのB」などが代表的な同格表現の例

意識して使うと文章がグッと分かりやすくなりますので、是非ご参考下さい!

では、最後まで読んだくださりどうもありがとうございました。

次の記事では「並列表現」という構文を解説いたします。

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【並列・並立の接続詞(日本語)】同等の文や語句を並べて理解を深めるための構文