こんにちは、佐藤です。
今回は「オンライン講座の作り方」を解説していきます。
あなたの好きなことや得意なことでマンツーマンレッスンを繰り返し、生徒さんのお悩みを解決するブログを書き、ブログから新規の生徒さんが少しずつ集まるようになってきたら、次はオンライン講座を作るのがおすすめです。
マンツーマンレッスンや個別相談では1人ずつしかお相手できませんが、オンライン講座ならば多くの方の役に立つことができます。
また、オンライン講座を有料で販売することによって、あなたのお仕事の規模も大きくなっていきます。
本記事では、おすすめのオンライン講座の配信形式をご紹介しますので、基礎編として是非ご参考下さい。
オンライン講座とは
オンライン講座とは、メールや会員サイトなどのオンライン上のツールを用いて配信する講座のことです。
オンラインで世界中の方に届けることが可能なので、物理的な距離のある方にも喜んでいただくことができます。
オンライン講座の配信形式
オンライン講座には色々なやり方があります。
YouTubeのメンバーシップやFacebookの会員専用グループなどで運営する方法もあれば、独自の会員サイトを作って運営する方法もあります。
どれも有力な方法で、生徒さんにとって分かりやすく有益な形式を考えていただければと思うのですが、本記事では超簡易的なオンライン講座の配信形式をご紹介します。
初めて何かをやる場合には、とにかく今すぐやることが大事です。
そして、今すぐ動くためには、準備の作業が少なく、すぐに始められる行動を選ぶことがポイントになります。
そう考えた時に、おすすめの講座配信の形式は「メール」です。
メール本文に有益な内容を文章で書いても良いですし、PDF資料を作ってメールで送る形でも良いです。
音声や動画を撮ってアップロードし、そのURLをメールで送るのも良いと思います。
とにかく、
「このオンライン講座はメールで配信する!」
と決めれば、あとは生徒さんに喜んでもらうためのコンテンツを作るだけです。
すぐに講座のコンテンツ作りに取り掛かりましょう。
マンツーマンレッスンや個別相談を繰り返し、ブログ記事も行動目標を立ててコツコツ書き続けられてきたあなたならば、きっと良いオンライン講座を作ることができます。
関連記事:
【マンツーマンレッスンや個別相談の具体的なやり方】生徒さんのお悩みやつまづきやすいポイントを知る 【目標数値の決め方】3ヶ月間を軸に数字を調整していこうオンライン講座のコンテンツを作る時のポイント
オンライン講座の作り方の重要なポイントを1つご紹介します。(ポイントは大量にあるのですが枚挙に暇がありませんので、意識すると良い1点だけを解説します。)
それは、ブログ記事とオンライン講座の違いです。
一般公開しているブログであっても、有料で販売をするオンライン講座であっても、コンテンツ内容は生徒さんたちにとって有益でなければいけません。
そういう点では、ブログ記事とオンライン講座に違いが無いように思います。
しかし、
ブログ:時系列が無い(どの順で見たら良いかが分かりづらい)
オンライン講座:時系列がある(体系立てられている)
という違いがあります。
お教えするテーマを絞って、体系立てて順番にコンテンツをお届けすることで、生徒さんたちは内容を理解しやすくなりますし、行動を取りやすくなります。
整理された情報が、取るべき行動順に、ある一定のペースで届くことが大事なのです。
ということで、
オンライン講座は時系列を意識して、講座全体が1つの物語になるようなイメージで作っていくことがポイントです。
オンライン講座の例
例えば、バレーボールの先生をしているとして「今よりも1㎝高く飛ぶ方法(全5回、メールサポート付き)」という講座を出すとしましょう。
たしかに、「ジャンプの仕方」などで検索をすれば、分かりやすいブログ記事やSNS上の情報は出てくるかもしれません。
しかし、それらの情報は時系列が乏しくなりがちですし、検索結果に出てくる情報量が多すぎて体系的に学べないことが多いです。
また、分からない点や、人それぞれ違うであろう点を訊きづらいです。
結果として、ジャンプ力を上げることができずに悩んでいる方がいるかもしれません。
そういった方たちのために「今よりも1㎝高く飛ぶ方法(全5回、メールサポート付き)」という講座をお出しするのです。
カリキュラムは例えば、
第1話「正しい屈伸運動の仕方」
第2話「足首を柔らかくする方法」
第3話「太ももとお腹の筋肉を効率良く鍛える方法」
第4話「高く飛ぶための屈み方」
第5話「今より1㎝高く飛ぶためのジャンプの仕方」
などでしょうか。(注意:僕はジャンプに関しては全くの素人です。)
これらを例えば1週間ごとにメールでお届けして、より高く飛ぶための準備を毎週していっていただきます。
すると、第5話が届く約1ヶ月後には、今よりも1㎝高く飛べるようになっている(かもしれない)のです。
1ヶ月の間に疑問点などがあればメールで送っていただき、直接お答えしても良いですし、ご質問に対する回答集という形で追加コンテンツにしても良いです。
講座が体系立てられていて時系列があり、先生と生徒さんという関係性があることによって、生徒さんは着実に上達していけるのです。(つまり、オンライン講座には価値があるということですね。)
これがブログ記事とオンライン講座の違いであり、オンライン講座を作る時に意識していただきたいポイントになります。
まとめ
・オンライン講座の配信形式は何でも良いが、「メールでの配信」がツール要らずで最も簡単
・オンライン講座を作る際のポイントは「時系列(物語性)」と「先生と生徒さんという関係」
先生の考えたカリキュラムをオンラインで生徒さんにお届けし、生徒さんの疑問点やお悩みをオンラインで解決していくのが「オンライン講座」ということですね。
生徒さんたちに役立ち、喜ばれそうなテーマを思い付いたら、是非すぐにオンライン講座のコンテンツ作りを始めてみて下さい!(配信ツールで悩む必要はありません。)
参考にしていただければ幸いです。
では、最後まで読んでくださりどうもありがとうございました。
次の記事では、本記事を踏まえて「ステップメール」というシステムについて解説いたします。
次の記事:
【ステップメールとは】オンライン講座のメール配信を自動化しよう