こんにちは、佐藤です。
今回は「目標の種類」について解説していきます。
あなたの好きなことや得意なことをお仕事にしていくにあたって、目標というのは大変重要です。
目標の種類の把握と明確な設定ができると、行動が習慣化されていき徐々に結果が出てくるようになりますので、是非ご参考下さい。
目標の種類
目標には色々な種類がありますが、今回はっきりと区別していただきたいのは以下の2つです。
・成果(結果)目標
・行動目標
この2種類の目標を混ぜないことが大事で、「ご自身の活動内容をこれから決めていく」という段階の方は特に行動目標が重要になります。
成果目標とは、読んで字のごとく「成果に関する目標」のことです。
開催するイベントの参加人数や売上高、サイトへのアクセス数やいいね!の数など、行動に対する成果に関しての目標です。
成果目標を立ててその目標を達成できたら大変嬉しいですし、次の活動へのモチベーションアップにもつながります。
様々な活動の最終目標も「成果目標」にあたることが多いかと思います。
しかし、一方で、成果目標は自分ではコントロールができないという側面を持ちます。
上記で例として挙げた「イベントの参加人数」や「売上高」などは、自分の行動がいくらか影響を与えることはできるけれど、完璧にコントロールすることはできません。(数をこなしていくと推測はできるようになるかもしれませんが、コントロールとは少し違います。)
なので、大きな成果目標を掲げてそれに向かって前進していきたい気持ちも大事ですが、活動初期の段階では成果目標に囚われてはいけません。
結果や成果というのは世界からの答え合わせやフィードバックと考えて、無理にコントロールしようとせずに、真摯に受け入れることが大事なのです。
繰り返しになりますが、あなたがもしも「これから新しい活動を始めるぞ!」という段階でしたら、成果目標ではなく、次の行動目標を重視してみて下さい。
行動目標とは、こちらも読んで字のごとく「自分の行動に関する目標」のことです。
毎日30分散歩をする、毎日SNSで1投稿する、30日間でブログ記事を30記事書く、などの行動についての目標です。
行動そのものにフォーカスしていることが重要で、行動の結果や成果がどうだったのかは関係ありません。
設定したものを遂行できていれば目標達成なのです。
つまり、目標達成するかしないかを自分自身でコントロールすることができます。
ただ一方で、もしかしたら、行動目標を達成しても良い結果は出ないかもしれませんね。
それは、人によってはとてもつらく感じるかもしれません。
しかし、活動の初期段階では、成果目標よりも行動目標を重視していただきたいです。
なぜならば、行動を起こさない限り良い結果が出ることはあり得ないからです。
大量の行動を起こし、色々な「良い結果」と「悪い結果」を経験することによって、どんな行動を取ったら良い結果が出やすいのかという推測ができるようになっていきます。
その推測が7割や8割くらいの率で当たるようになってきたら、ちょっと高めの成果目標を設定すると良いのかなと思います。
ということで、まずは「行動目標」を設定しやり遂げることを習慣化しましょう。
そして、「出た結果を収集して次の作戦(行動目標)を練る」という順で進めていっていただければなと思います。
まとめ
・成果(結果)目標とは、成果に関する目標のことで、自分自身で完璧にコントロールすることはできない
・行動目標とは、行動に関する目標のことで、自分自身でコントロールできる
・活動初期の段階では、結果の推測が難しいので「行動目標」を重視する
上記に加え、各目標は「期間」と「明確な数値」を設定するということもポイントですので、次の記事も参考にしていただければ幸いです。
次の記事:
【目標数値の決め方】3ヶ月間を軸に数字を調整していこうでは、最後まで読んでくださりどうもありがとうございました。